昭和後期(41年~63年)時代

昭和41年(1966)

主な海難等の動き

8月9日 東京高等裁判所、機船第五隆邦丸傷害事件で原告の訴を却下する判決、原告、最高裁判所へ上告
10月28日 機船大井川丸試錐やぐら損傷事件発生
(43tk043)(明石瀬戸、長さ250mの巨大船の事故として問題となる)
43年9月27日 裁決言渡(神戸地方海難審判庁)
45年5月25日 第二審・裁決言渡

法律等の動き

なし

組織等の動き

なし

世の中の動き

5月16日 中国、文化大革命はじまる
昭和43年(1968)

主な海難等の動き

1月19日 東京高等裁判所、機船宮国丸・漁舟新栄丸衝突事件で原因解明裁決取消しを求めた訴を却下する判決
2月27日 最高裁判所、汽船金剛丸・機附帆船三光丸衝突事件で上告棄却の判決
8月9日 機船陽邦丸遭難事件発生(44kb053)(アラビア海、第20次計画造船の連続海難の一つ)船体中央部亀裂
48年6月22日 裁決言渡(神戸地方海難審判庁)
55年12月25日 第二審・裁決言渡

法律等の動き

5月10日 船舶安全法改正公布
1966年満載喫水線に関する国際条約の発効に伴う改正

組織等の動き

7月1日(財)海難審判協会設立
海難審判研究会と海難審判扶助協会が発展的解散し、新たに発足、その事業は裁決先例の調査研究、資力の乏しい船員への審判扶助事業、審判に関する相談事業、裁決録の発行等周知啓発事業など

世の中の動き

4月5日 日米、小笠 原諸島返還協定調印
昭和44年(1969)

主な海難等の動き

1月5日 機船ぼりばあ丸遭難事件発生(44yh128)(野島埼沖合で荒天に遭遇、船体折損・沈没)31人死亡
47年11月28日 裁決言渡(横浜地方海難審判庁)
48年1月31日 第二審・裁決言渡(棄却で横浜の裁決が確定)
4月24日 最高裁判所、機船第五隆邦丸傷害事件で上告棄却判決
8月29日 ハボマイ島沖で漁船がソ連監視船と衝突、11名死亡
外務省、ソ連へ抗議、海難審判は行わず

法律等の動き

なし

組織等の動き

なし

世の中の動き

5月26日 東名高速道路全通
7月20日 米国の宇宙船アポロ11号、月面着陸飛行士、人類として初めて月を踏む
昭和45年(1970)

主な海難等の動き

1月17日 機船波島丸遭難事件発生(45hd027)(奥尻海峡で荒天に遭遇、船体沈没、船長が船と仲間と運命をともにした海難)。18名死亡 46年7月15日 裁決言渡・確定(函館地方海難審判庁)
1月21日 機船日幸丸転覆事件発生(46kb118)(小松島港沖、船体沈没、船舶所有者に勧告を行った事件)
47年10月30日 裁決言渡・確定(神戸地方海難審判庁)
2月9日 機船かりふおるにあ丸遭難事件発生(45yh028)(野島崎沖で荒天に遭遇、船体折損・沈没・船長は船と運命をともにする)5人死亡
48年9月13日 裁決言渡・確定(横浜地方海難審判庁)
11月28日 機船ていむず丸爆発事件発生(鶴見灯台沖、タンク洗浄中に爆発
48年1月25日 裁決言渡・確定(神戸地方海難審判庁

法律等の動き

5月15日 船員法改正公布
船長の最後退船義務の条文を削除、 波島丸・かりふおるにあ丸の沈没に 際し両船船長が船と運命をともにし殉職、これを契機に世論沸騰、これが国会審議に反映され改正

組織等の動き

なし

世の中の動き

3月14日 日本万国博覧会開催
3月31日 赤軍派学生「よど号」をハイジャック
11月25日 三島由紀夫、市谷の自衛隊総監室を占拠、クーデタを訴え失敗割腹自殺
昭和46年(1971)

主な海難等の動き

11月30日 機船ジュリアナ遭難事件発生
(47sd029)(新潟港外、船体大破・多量原油流出、外国船のみの海難審判事例)
47年9月5日 裁決言渡・確定(仙台地方海難審判庁)

法律等の動き

6月1日 船舶職員法改正公布
船舶職員の配乗表の実情に即応した改正等
12月31日 海難審判法一部改正(沖縄復帰に伴う改正)
沖縄に地方海難審判庁の支部を設ける規定及びその所掌事務等を規定した

組織等の動き

なし

世の中の動き

3月31日 国立公文書館設置、海難審判庁も、のちに重大事件の審判記録等を移管
昭和47年(1972)

主な海難等の動き

2月21日 機船協照丸機関損傷事件発生(47yh078)(鹿島港、機関部が爆発・船体沈没)12名死亡
48年12月25日 裁決言渡確定(横浜地方海難審判庁)
4月21日 最高裁判所、機船りっちもんど丸・機船とき わ丸衝突事件で原判決中の裁決主文第2項取消しの部分を破棄、東京高等裁判所へ差戻しの判決(50年12月24 日東京高等裁判所、請求棄却の判決)
10月17日 東京高等裁判所、機附帆船第三佐代竹丸・機附帆船辰吉丸衝突事件で請求棄却の判決、原告は上告せず

法律等の動き

7月3日 海上交通安全法公布
海上交通の輻輳する東京湾・伊勢湾・瀬戸内海の交通法規を補い、速力制限、一方通航など船舶交通の安全を図る
10月20日 1972年国際海上衝突予防規則条約
IMCOで採択

組織等の動き

5月15日 沖縄が復帰し、那覇市に門司地方海難審判庁那覇支部、門司地方海難審判理事所那覇支所が設置される庁舎は旧琉球政府庁舎内
7月1日 門司地方海難審判庁那覇支部、同理事所那覇支所が民間の玉城ビルを借り上げ、庁舎移転

世の中の動き

2月3日 第11回冬季オリンピック札幌大会開催
2月19日 連合赤軍、浅間山荘事件
3月15日 山陽新幹 線、新大阪~岡山開業
5月15日 沖縄の施政権返還、沖縄県再発足
昭和48年(1973)

主な海難等の動き

1月29日 機船はまなす魚舟第三大勝丸衝突事件発生(蘭法華岬沖・大勝丸大破、指定海難関係人の第二審請求権で最高裁判所まで争われた事件)4名死亡
50年1月31日 裁決言渡(函館地方海難審判庁)
50年7月7日 第二審裁決言渡、その後、東京高裁へ提訴
8月29日 東京高等裁判所、汽船ビオランダ・機船済洋号衝突事件で請求棄却の判決
9月19日 機船マノロ・エバレット火災事件発生 (51tk016)(京浜港)6名死亡、積荷の高度さらし粉について鑑定を実施
51年5月26日 裁決言渡(横浜地方海難審判庁)
54年3月22日 第二審裁決言渡

法律等の動き

9月14日 船舶安全法改正公布、小型船の安全対策と検査制度の整備に関する改正

組織等の動き

5月23日 神戸地方海難審判庁、同理事所、震災による神戸第2地方合同庁舎の補修工事のため神戸農林水産消費技術センター庁舎へ移転

世の中の動き

1月27日 高等海難審判庁、海難審判理事所、農林省別館から増築された合同庁舎第3号館11階へ移転
2月14日 仙台地方海難審判庁、同理事所、旧陸軍兵舎の庁舎から本町の仙台第2合同庁舎 へ移転 
1月27日 ベトナム和平協定調印
昭和49年(1974)

主な海難等の動き

4月30日 東京高等裁判所、機附帆船第弐幸運丸・機附帆船有喜丸衝突事件で請求棄却の判決、原告は上告せず
11月9日 機船第拾雄洋丸機船パシフィックアレス衝突事件発生(50tk018)(東京湾中ノ瀬航路、幅輳海域での大型船同士の衝突事故)、雄洋全損・パ号焼損、33人死亡
11月10日 横浜地方海難審判理事所に特別調査本部設置
50年5月23日 裁決言渡(横浜地方海難審判庁)
51年5月20日 第二審裁決言渡、その後東京高裁へ提訴となる

法律等の動き

なし

組織等の動き

なし

世の中の動き

2月2日 日本小型船舶検査機構設立
10月8日 佐藤栄作前首相にノーベル平和賞
昭和50年(1975)

主な海難等の動き

1月6日 汽船祥和丸乗揚事件発生(51tk020)(シンガポール海峡、 国際海峡での大型タンカーによる乗揚げ原油流出事故として反響呼ぶ)、外板亀裂
51年6月17日 裁決言渡(横浜地方海難審判庁)
51年5月20日 第二審裁決言渡
4月17日 機船土佐丸機船カクタスクイン衝突事件発生 (50kb066)(シンガポール海峡、 国際海峡での大型船同士の衝突事故で航行のあり方が問題となる)土佐丸沈没・カ号焼損 51年3月31日 裁決言渡・確定(神戸地方海難審判庁)
6月4日 汽船栄光丸乗揚事件発生(51tk031)(東京湾中ノ瀬、輻輳海域での乗揚事故)船底外板破口
51年9月21日 裁決言渡(横浜地方海難審判庁)
54年8月30日 第二審裁決言渡
12月16日 東京高等裁判所、機船日尚丸・機船豊国丸衝突事件で「運航に関する職務上の過失却下、その他は請求棄却」の判決、原告側、最高裁判所へ上告
12月24日 東京高等裁判所、機船りっちもんど丸・機船ときわ丸衝突事件で最高裁判所が原判決中の裁決 主文第2項取消しの部分を破棄差戻しした件で請求棄却の判決

法律等の動き

なし

組織等の動き

なし

世の中の動き

3月10日 新幹線岡山~博多開業(東京と全通)
4月30日 解放戦線軍サイゴンへ無血入城、ベトナム戦争終結
昭和51年(1976)

主な海難等の動き

7月2日 機船ふたば機船グレート・ビクトリー衝突事件発生(52tk005)(諸島水道でのカーフェリーと貨物船の衝突事件)、ふたば全損・5人死亡
52年2月19日 裁決言渡(広島地方海難審判庁)
54年8月30日 第二審裁決言渡
9月11日 汽船菱洋丸遭難事件発生(52yh032)(豊後水道での大型船の船体折損事故)船体全損
51年9月21日 裁決言渡・確定(横浜地方海難審判庁)
11月18日 東京高等裁判所、機船朝照丸・機船アー ゴ・ビーム衝突事件で裁決
主文第1項の訴え却下、第2項の請求棄却の判決、原告側、最高裁判所へ上告
12月22日 東京高等裁判所、機船はまなす・魚舟第三大勝丸衝突事件で裁決取消しの判決、高等海難審判庁直ちに最高裁判所へ上告

法律等の動き

7月16日 海難審判法一部改正
(中央省庁等改革のための国の行政組織関係法律の整備等に関する法律による改正)
12月22日 海難審判法一部改正
(中央省庁等改革関係法施行法による改正)

組織等の動き

なし

世の中の動き

ロッキード事件
昭和52年(1977)

主な海難等の動き

3月24日 東京高等裁判所、機船朝照丸・機船アーゴ・ビーム衝突事件で原告が最高裁判所へ上告した件で、上告理由書を提出しなかったため上告却下の決定
9月13日 東京高等裁判所、機船第15 砂畑丸・機船第15 万谷丸被引台船衝突事件で裁決主文第1項の訴え却下、 第2項の請求棄却 の判決、原告側、最高裁判所へ上告
10月12日 東京高等裁判所、機船第3 松山丸・機船65恵比寿丸衝突事件で裁決主文第1項の訴え却下、第2項の請求棄却の判決、原告側、 最高裁判所へ上告
11月2日 機船第三松島丸爆発事件発生(55tk018)(室戸岬沖、タンカーの爆発事故)、船体全損・3 人死亡
55年6月19日 裁決言渡(横浜地方海難審判庁)
58年2月25日 第二審裁決言渡

法律等の動き

6月1日 海上衝突予防法改正公布(7月15日施行)、昭和23年制定を全面改正

組織等の動き

10月1日 高等海難審判庁、海難審判理事所、中央合同庁舎3号館から中 央合同庁舎2号館へ移転

世の中の動き

1月1日 浦賀水道、 強制水先施行 (10,000GT以上)
2月25日 東京湾海上交通センター発足、海上交通安全法適用海域における船舶の航行管制はじまる
9月7日 米・パナマ、1999年にパナマ運河を返還する新条約調印
昭和53年(1978)

主な海難等の動き

1月28日 機船ジャパンエース遭難事件発生(54yh362)(北太平洋西部、大型船の船体折損海難)船主部折損
58年7月19日 裁決言渡・確定(横浜地方海難審判庁)
3月10日 最高裁判所、機船はまなす・魚舟第三大勝 丸衝突事件で「原判決破棄、被上告人請求棄却」の判決
4月7日 最高裁判所、機船第15砂畑丸・機船第15万谷丸被引台船衝突事件で上告棄却の判決
9月6日 機船さいとばる機船チャン・ウオン衝突事件発生(53hs116)(瀬戸内海来島海峡東口付近、狭水道での大型カーフェリーと貨物船 の衝突事故)さいとばる浸水・転覆 55年9月29日 裁決言渡・確定(広島地方海難審判庁)

法律等の動き

なし

組織等の動き

なし

世の中の動き

5月20日 新東京国際空港開港
8月12日 日中平和友好条約調印
昭和54年(1979)

主な海難等の動き

1月30日 最高裁判所、機船第3松山丸・機船65恵比寿丸衝突事件で上告棄却の判決
6月18日 東京高等裁判所、機船三笠丸・機船レジスタン衝突事件で請求棄却の判決、原告上告せず
10月16日 東京高等裁判所、魚舟明石丸・汽船ラコーニック衝突事件で裁決主文第1項の訴え却下、第2項の請求棄却の判決、原 告上告せず確定
10月25日 東京高等裁判所、機船第拾雄洋丸・機船パシフイックアレ衝突事件で裁決主文第1項の訴え却下、その他請求棄却の判決、原告上告せず確定

法律等の動き

なし

組織等の動き

6月 門司地方海難審判庁、同理事所、単独庁舎から西海岸通りの門司 港湾合同庁舎10階へ移転
7月23日 神戸地方海難審判庁、同理事所、合同庁舎建設のため中央区新港町の仮庁舎・旧神戸商工会議所ビルへ移転
8月 門司地方海難審判庁那覇支部、同理事所那覇支所、民間借上庁舎から港町の那覇港湾合同庁舎に移転

世の中の動き

8月1日 公正取引委 員会、造船不況でカルテル認可
昭和55年(1980)

主な海難等の動き

3月13日 東京高等裁判所、モーターボートタカヤマ5 号傷害事件で請求棄却の判決
4月28日 漁船第三魚生丸転覆事件発生(55yh84)(野 島埼沖)船体全損・21人死亡、57 年4月16日裁決言渡・確定(横浜地方海難審判庁)
12月9日 最高裁判所、機船日尚丸・機船豊国丸衝突事件で上告棄却の判決
12月30日 貨物船尾道丸遭難事件発生(56yh075)(野島埼南東沖、大型船の船体折損海難)船体全損
56年1月13日 横浜地方海難審判理事所に特別調査本部を設置
58年8月8日 裁決言渡・確定(横浜地方海難審判庁)

法律等の動き

なし

組織等の動き

4月1日 函館地方海難審判庁、同理事所、独立庁舎から海岸町の函館港湾合同庁舎へ移転

世の中の動き

5月24日 モスクワ五輪不参加決定
12月16日 スエズ運河第1次拡張工事完成、15万総トンタンカーの満載航行可能となる
昭和56年(1981)

主な海難等の動き

1月6日 油送船第五豊和丸爆発事件発生(56yh038)(京浜港川崎区、原油積込中の(1981)爆発火災事故)船体全損・3 人死亡
59年4月6日 裁決言渡・確定(横浜地方海難審判庁)
2月17日 遊漁船栄福丸転覆事件発生(56ns062)(五島沖)船体全損・16人死亡
57年4月27日 裁決言渡・確定(長崎地方海難審判庁)
6月25日 最高裁判所、機船山福丸・機船楽穂丸衝突事件で上告棄却の判決
9月20日 最高裁判所、機船菊光丸・機船日興丸衝突事件で上告棄却の判決
11月30日 貨物船祥海丸遭難事件発生(北海道西岸、荒天に遭遇し積荷の微粉炭に浸水・沈没した海難)船体全損・15人死亡 59年5月30日 裁決言渡(函館地方海難審判庁)
61年6月11日 第二審裁決言渡

法律等の動き

なし

組織等の動き

9月 仙台地方海難審判庁、同理事所、宮城野区五輪の仙台第三合同庁舎に移転

世の中の動き

3月2日 中国残留孤 児47人初の公式来日
10月19日 福井謙一博士、ノーベル化学賞受賞
昭和57年(1982)

主な海難等の動き

1月6日 漁船第二十八あけぼの丸転覆事件発生 (57yh059)(ベーリング海、荒天操業中の転覆海難)船体全損・32人死亡
58年12月15日 裁決言渡・確定(横浜地方海難審判庁)
3月18日 貨物船バラウニ火災事件発生(s57ns0064)(佐世保港、ドッ ク中の火災事故)10人死亡
58年5月27日 裁決言渡・確定(長崎地方海難審判庁)
5月31日 東京高等裁判所、機船第3秀栄丸転覆事件で請求棄却の判決、原告側最高裁判所へ上告

法律等の動き

5月1日 船員法、船舶職員法改正公布、1978年STCW 条約の発効に備える等のための改正、運航士制度新設

組織等の動き

なし

世の中の動き

2月8日 ホテル・ニュージャパン火災32人死亡
2月9日 日航機、羽 田沖で墜落、24人死亡
6月23日 東北新幹線開業(大宮~盛岡)
11月15日 上越新幹線開業(大宮~新潟)
昭和60年(1985)

主な海難等の動き

2月26日 漁船第五十二惣宝丸遭難事件発生(62tk007)(カムチャッカ半島ロパトカ岬沖、荒天操業中の海難)船体全損、20人死亡 62年2月12日 裁決言渡(函館地方海難審判庁)
63年11月15日 第二審裁決言渡
3月31日 瀬渡船開洋丸転覆事件発生(60mj074)(鹿児島県甑海峡、瀬渡し中の復原力喪失による海難)27 人死亡
61年7月14日 裁決言渡・確定(門司地方海難審判庁)
4月23日 漁船第七十一日東丸沈没事件発生(61hd004)(知床岬南方、操業中の浸水により復原力を喪失して沈没した海難)船体全損・12人死亡
62年2月12日 裁決言渡・確定(函館地方海難審判庁)
12月 7日 ケミカルタンカー第六明和丸爆発事件発生(63tk040)(水島港、重油荷役作業中の爆発)船体全損・2人死亡
63年10月31日 裁決言渡(広島地方海難審判庁)
平成3年4月25日 第二審裁決言渡

法律等の動き

なし

組織等の動き

6月20日 神戸地方海難審判庁・同理事所、旧神戸商工会議所の仮庁舎から中央区波止場町の神戸第二地方合同庁舎へ移転

世の中の動き

6月8日 本四架橋「大鳴門橋」開通
昭和61年(1986)

主な海難等の動き

6月17日 潜水艇支援調査船へりおす遭難事件発生
(02tk009)(福島県塩屋埼沖、荒天に遭遇して浸水・沈没した海難)船体全損・9 人死亡
平成2年3月20日 裁決言渡(仙台地方海難審判庁)
平成4年6月3日 第二審裁決言渡
12月19日 最高裁判所、機船第8金正丸・機船第3清運丸衝突事件で上告棄 却の判決

法律等の動き

なし

組織等の動き

なし

世の中の動き

4月26日 ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で火災事故
昭和62年(1987)

主な海難等の動き

2月4日 漁船第65 惣宝丸転覆事件発生(62yh082)(銚子港沖、荒天中の転覆海難)船体全損・15人死亡 元年5月30日 裁決言渡・確定(横浜地方海難審判庁)
9月10日 最高裁判所、油送船第3ごおるでんくらっく す・油送船第1霧島丸衝突事件で上告棄却の判決

法律等の動き

なし

組織等の動き

なし

世の中の動き

7月 備讃瀬戸海上交通センター運用開始
利根川博士にノーベル医学生理学賞
昭和63年(1988)

主な海難等の動き

7月23日 潜水艦なだしお遊漁船第一富士丸衝突事件発生(01tk021)(横須賀沖輻輳海域での衝突海難)富士丸沈没・30人死亡
7月25日 横浜地方海難審判理事所に特別調査本部設置 9月2日 審判開始の申立て
10月3日 第1回審判開廷
元年7月25日 裁決言渡(横浜地方海難審判庁)
元年9月20日 第二審・第1回審判開廷 2年8月10日 第二審裁決言渡、同日、富士丸側提訴

法律等の動き

なし

組織等の動き

10月26日 広島地方海難審判庁、同理事所、独立庁舎から南区宇品海岸の広島港湾合同庁 舎に移転

世の中の動き

3月13日 青函トンネ ル開業(54km)
4月10日 瀬戸大橋開業、鉄道併用橋世界最大